介護は予期せぬタイミングで
始まることがあります
「もしかしたら始まるかも」
と予感はしていても
始まるきっかけ・タイミングは
だれにもわかりません
介護を突然始めることになったとき
不安でいっぱいの方も多いでしょう
そこで今回は
初めて介護を始める方へ
介護を始めるにあたって
大切なことを
お伝えしていこうと思います
結論として
初めて介護を始めるときには
「情報収集」「自分を守る」
「周りに頼る」が大切な意識です
介護は心身への負担が大きく
何も知らないまま始めてしまうと
ストレスや孤独感に
押しつぶされてしまう
こんなことは珍しくないのです
また「一人でなんとかしなければ」
という気持ちが強すぎると
自分を追い詰めてしまいます
だからこそ準備や周囲のサポートが
重要になるのです
これらを実践するための3ステップを
お伝えしていきます
しっかりついてきてください♪
【情報を集めるということ】
自宅で介護を始めるにあたって
介護保険の存在は欠かせません
なので、まずは市区町村の
窓口から介護保険の申請を
行いましょう
申請から認定が下りるまでは
１ヵ月以上時間がかかってしまうため
介護が必要になりそうだ
と先が見えているのであれば
早めに申請することを
おすすめします
この介護保険を申請して認定を受けると
ディサービスや訪問介護、
その他さまざまなサービスを
利用することができます
ここでよく勘違いされて
しまうことがあって
それは
介護保険料で色んなサービスを
受けられるというわけではない
ということです
それぞれのサービスには
利用料があります
なので
介護保険料＋サービス利用料が
かかるということを
知っておいてください
話しを戻しまして…
「地域包括支援センター」では
地域ごとの介護サービスや
利用可能な施設を教えてくれます
ケアマネージャーの紹介も受けられます
ここまでで確認しておくべき情報を
まとめると
▶地域包括支援センターの連絡先
▶介護保険の申請手続きの流れ
▶利用できる福祉用具のレンタル方法
これらをまずはまとめて
最初の一歩を踏み出しましょう
【自分を守る】
自分を守るというのは
精神的な部分と身体的な部分
それぞれを守る術を
持っておくということです
身体を痛めないためは
正しい介護技術と
福祉用具の活用方法を
知っておく必要がありますね
介助方法については
入院中指導をうけることができますし
介護講座や動画で正しい技術を
学んでおくことをおすすめします
やっていくなかで
掴めるものもありますが
基本を知らなければ
応用を利かせることもできません
福祉用具についても
介護度によって借りられるものが異なり
何が借りられるのか
レンタルするのに
どれぐらいお金がかかるのか
これを知っておくと
介護する上でどういったものが
必要になりそうか
想像がついて提案することが
できますよね
レンタルできる福祉用具の
一覧については
わたしの公式ラインで
お渡ししているので
参考にしてください
精神的な負担に対しては
積極的に休息をとることを
大事にしてください
介護者が倒れてしまうと
介護は続けられません
休息をとることも介護の一環です
定期的に休息をとって
ストレス発散の時間を設ける
そのためにも
ディサービスやショートステイを活用し
週に１度は自分時間を
作りましょう
まとまった時間じゃなくても
少ない時間で自分を労わる
食べることが好きな人は
栄養バランスのとれた食事を心がける
忙しいとどうしても
食事が疎かになってしまいますが
栄養バランスが崩れると
精神面にも影響します
美味しいものを食べる
栄養のいいものを食べる
自分に合う機嫌を積極的にとり
自分を大切にする習慣をつけましょう
【周りに頼る】
介護は一人でできるものでは
ありません
大きな荷物を大人数で運ぶように
介護の負担もたくさんの人と
負担を分担していくことが
長く続けていく秘訣です
家族内でも役割分担を
決めておくといいですね
平日はあなたが介護し、
休みの日は兄弟や親せきに
お願いするなど具体的に
決めておくといいでしょう
またサービスが入った後も
遠慮せず日常の不安や不満も
話してくださいね
実はサービスで解決するような
問題だったりもします
溜め込まずに出す、
これを意識してくださいね
【おわりに】
初めての介護には不安や戸惑いが
つきものですが
「情報収集」「自分を守る」
「周りに頼る」を意識すれば、
必要以上に悩むことなく取り組めます
そのときに必要な情報を集め、
自分が休めるようにサービスを使う、
困ったときには必ず周りに頼る
一歩ずつ進みながら、
自分らしい介護スタイルを
見つけていきましょう